趣味の園芸も高じると多額の出費に
趣味を作ると多かれ少なかれお金がかかるものです。旅行なんてその最たるものですし、スポーツなんかでも用具を一通り揃えるのにお金がかかり、更にプレーするのにもお金がかかります。
趣味と実用を兼ねて、なんて言葉もありますが、なかなか収入に繋がる趣味というのも少ない気がします。
小遣いの範囲で楽しんでいる分には良いのですが、凝りだすとどんどんレベルアップしたくなるもので、自然とお金もかかるようになってきます。
収入の支出のバランスを考えながら、分相応な範囲で楽しむことが大切ではないかと思います。
主人の友人に園芸が趣味のご夫婦がいます。
はじめはご主人が始め、そのうち夫婦で楽しむようになりました。
夫婦で同じ趣味に打ち込めるなんて羨ましいと思いましたし、仕事を辞めて打ち込めることがなくなり、急に老けてしまったご主人が興味を持ったことでしたので、ご夫婦で是非生き甲斐にしていただきたい、なんて微笑ましい気持ちで見ていました。
ところがこのご夫婦、二人とも凝り性で、どんどんと園芸にかかるお金が増えていきました。
ご主人の年金しかない暮らしなので、しまいには近くに住む子供さんから援助してもらったりしていました。
趣味は生活を楽しくするためのもので、生活を圧迫してしまってはどうしようもないと思います。
もっと趣味にお金をかけたいから働く、というのであれば仕事の励みにもなりましょうが、周囲に援助してもらってまでのめり込んではいけないと思いました。
園芸はそれほどお金がかかる趣味とは思えませんが、何事も高じるとお金がかかるものなのかと私も勉強になりました。
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